努力ができる！努力できるのは簡単ではないのです

　小学校3年生に上がる前に、このまま我が子は学校のカリキュラム通り学ぶことが出来るのか？

　3年生からは「生活」が「理科と社会」と分かれ難しくなる時期。

　支援学級に在籍しているが「算数」「国語」はそこで受けることができるが、「理科、社会」は普通級で受けなければいけないという方針の小学校だったので、不安でした。

先輩お母さんに相談すると、「見る」「聞く」を基本に教えてくれるこちらの塾を案内されました。

　丁度1年前に上嶋先生の本を紹介されて読んでおり、家で試したりもしていたため、「通わせたい！」と思いすぐに紹介してもらい申し込みさせて頂きました。

 

　通い始めてすぐに子供の顔つきが変わり、目線も合うようになり、指示も入るようになっていきました。

　うちは、発達テストを2歳児から2年ごとに受けているのですが、常にIQ70前後くらいだったのが、通い始めて4ヶ月でIQ84になり大変驚きました。

今までこの子は独学で「見る、聞く」をしていて、こちらの塾で学んで初めて私たち側の「見る、聞く」を理解したんだ！と感じました。

 

　塾での学び方も、3年生だからこれ！ではなく、出来ることはドンドン教えておられていました。記憶力は良いけど理解力のない特性のある我が子が、帰宅途中に「中学生が覚える漢字を今日習って覚えた！」と。

　学校では勉強できないとレッテルを貼られている自分だけれども「ぼく、出来る子！」と自信をつけていき、「勉強が好きな子供」と変化していき、カリキュラム通り学校で学ぶことができました。

 

　小学6年生の7月に急に上嶋先生から「見る、聞くがこの子今入る時期だから中学受験させてみない？」と提案され、「えー！！」と人生最大の驚きと衝撃を感じました。

 

　でも、3歳児から持っていた療育手帳も6月に取得を外され(IQ90になっていたので)周りに相談しても誰も反対しない。

　夫は「上嶋先生のおかげで子供は変わった。先生がおっしゃるならやってみたら？」と言うし、先輩お母さんからは「絶対にいい経験なる！」と皆んな後押ししてくるので腹をくくって、子供と半年間二人三脚で頑張って私立中学校受験に向けて必死に努力しました。

　市立の中学校の支援学級在籍しか進路を考えていなかった子供が目標に向かって平日4時間、土日祝日は10時間も勉強するようになったことにとても驚きました。

 

　そして、見事合格する事が出来ました！

 

　特性が強ので、支援のない私立中学に入って我が子はやっていけるのかと心配でしたが、逆に成績ギリギリで入った分、受験が終わっても勉強をし続ける習慣は変えませんでした。

　定期テストもその努力のおかげで中学1年の1学期はクラスで5位を取り、2学期は3位でした。

　学校では「成績の良い子」として一目置かれる存在となり、本人もそれがモチベーションになるようで、女の子にも話しかけられて嬉しいみたいで「学校楽しい！」と言って通っています。

 

　我が家は上嶋先生と出会って本当に人生変わりました。

　有難うございます。