「おれ！やばい？」「はい。やばいです。」

　先日やってきました中学生男子。朗らかですが、がさがさしています。

学習開始後の全員への指示で、「ひらがなの　あ、か、さ、た、な・・の５０音の頭の文字だけをノートに書いてください。」書けていることを確認後、「今から、この頭の文字だけの５０音をスタートの合図で完成してもらいます。できた人はタイムを計るので、『できました！』と声をかけてください。」とはじめ、ストップウォッチを押しました。『できました！』の声が聞こえ始めても、彼はまだまだ。やっと書き終えた彼は、「おれ！やばい！」と叫んでいました。

　さらに、知らない英単語カードを全員に配って、「すぐに覚えてください。おぼえられた人は黒板に書きに来てください。」と各自に任せます。一人、二人と黒板に書きに来ます。すると、まだ覚えられない彼はまた「おれ、やばいんちゃう！」と叫びますので、「はい。やばいです。」とわたしも言いました。

　こうしながら、彼は集中して学習するにはどうすれば良いのか体得していく予定です。